売れないミュージシャンに学ぶネットビジネスの極意とは？
『売れないミュージシャンに学ぶネットビジネスの極意』
についてお話します。
あなたの周りにも売れないミュージシャンがいませんか？
私の周りにも何人かいます。
本人たちはがんばってるつもりなんだろうけど、
どうにもさっぱりお客さんがつかない、
デモを送ってもレコード会社は振り向かない。
何も売ることさえしないのもいます。
ただライブさえ地道にやっていれば、
いつかチャンスがくると思っている。
こんな人たちが多いです。
よくライブにこないかって誘われます。
でも、私は一切行きません。
いくら知っている人でも
お金を払ってまで聞く価値がわからないから。
まず行きません。
私の心理は
『興味がない＝行くほどの価値を感じないから』
こうなっています。
1回そのようなライブに行ったことがあります。
本人たちに申し訳ないけど、
ぶっちゃけ本音を言えば、
つまんないし、何がいいのかもわからなかった。
そのバンドの友人・知人以外はシラーっとしてました。
そういうものが2000円とか3000円もするわけです。
何のためにお金を出したのかなーって思えて仕方ありませんでした。
自分を見てもらいたいだけで、ライブを開く。
でもくるのは一部の友人・知人だけ。
そんなライブがごまんとあります。
「自分が楽しくやりたいのなら、どうぞやってください。」
これが私がお客として感じた正直な気持ちです。
わけのわからんもんに誘って、
お金を出してまでこいっていうのはやめてもらいたいと
内心は思っています。
これがお金を払う者の心理です。
売れないミュージシャン仲間同士では
「これはいい」とかお互い言っているようですが、
そんなライブを繰り返しても、ファンは増えません。
印象にも残らないし、次も見たいとは思わないもんです。
当然、時間とお金を使ってまで行く理由なんてない。
さらに行っても何がいいのかさっぱりわからない。
価値を感じない。
だから、行かない。
そんなんだったら、無料でも行きたくないです。
時間を投資する価値を感じない。
それなら友達とカラオケ言って、
みんなで歌いまくって盛り上がった方がいいわけです。
それか、好きな洋楽のアーティストのＣＤでも買った方がマシなわけです。
（洋楽のＣＤは2000円ぐらいですから）
あるいはうまいメシを食いにいくとか。
そっちにお金を使った方がいいわけです。
売れないミュージシャンはこういう商売の基本が何もわかっていません。
お金をもらうことは商売であるという認識が欠けまくっていて、
「おれはおれの好きな音楽をやるんだ」
とか売れてもいないのに、
そういうわけのわからんことを豪語するものです。
ミュージシャンっていうのは演奏する技術を使って、
お客さんに何かいい体験や感動とかそういうものを提供する商売です。
お客さんはそういうことが手に入るものを探しているわけです。
売れている人たちはみんなそれができています。
技術の程度の差はあれど、お客さんが価値があると思ったら、
それが価値です。
売れないミュージシャンは共通して、
自分がいいと思っているだけのものを
他人に聞かせたがります。
売れているものをコキおろしたりして、
自分は独自だとかイケてるとか勝手に思ってるわけです。
自分たちがいくらいいと思っても、
お客さんが価値を感じないなら何にもなりません。
売れてるものでいいってお金出して買う人がいるんだから、
コキおろしたって仕方ないわけです。
お客さんが喜んで買ってるわけですから。
売れないミュージシャンのやってることは
聞く側にとっての価値とは全くズレています。
「おれたちを見て欲しい」
と必死でアピールしますが、
「で、それをオレ（アタシ）が聞かなきゃいけない理由は何？」
って質問に答えがないんです。
聞かなきゃ損だったと思えるぐらいの理由があるか？
カラオケやＣＤでは絶対に味わえないものがあるか？
全然ない。
それでお客さんは動かない。
いくら技術があっても、動く理由がないものに
お客さんは動きません。
「そんなんでお金請求しないでくれる？」
ってたくさんの人が内心思ってるわけです。
だから、売れないわけです。
誰も覚えてくれないのです。
これネットビジネスでも他のビジネスでも同じです。
「お客さんにとっての価値を持つこと」
「お客さんが行動しなきゃいけない理由」
こんな価値があるのに行動しなきゃ損だって思える理由、
これを知らないなんて損だって思える理由。
それがなくてはお客さんは動いてくれません。
「これ買わないなら、損するのはあなただよ？：
って言えるぐらいの価値を商品で提供する。
これがうまくいくビジネスの基本です。
お客さんがお金を払ったことに対する価値と行動すべき理由、
この２つがあってこそ儲かることができるのです。
アフィリエイトでも自分の商品を売るにしても同じです。
行動して価値を感じてもらうことが商売ですから。
